英語教授法CELTA(PassA)取得記④:授業編 その1

トロントに着いた翌日から授業がスタートです。
緊張していて、時差ボケは全く感じませんでした。

授業の基本構成

CELTAは4週間のコースで、インストラクターは2人です。
授業は下記のように主に3つに分かれています。

① 9時~13時:講義

② 14時~17時:模擬授業

③ 17時~18時:模擬授業のFeedback

(私は朝、課題についてクラスメイトと話すため8時に行っていました。授業後は図書室で勉強してました)

①の講義ですが、2時間ごとにインストラクターが交互に講義をします。
この講義ですが、生徒は常に発言を求められ(というか、皆ガンガン発言する)、隣の生徒とペアを組まされ、常に相談、意見交換するように求められます。

CLETAの教授法はcommunicative approachをとり、常に生徒に考えさせます。答えを安易に与えるのではなく、生徒から答えをelicit(引き出す)ことが極めて大切です。
実際、受講生は模擬授業で、生徒からelicitをするように強く求められます。
午前中の授業では、午後の模擬授業で私たち受講生がすべきことを、インストラクターが手本として見せてくれている感じです。

クラスメイト

クラスメイトは私を含めて12名。これが最大人数だそうで、クラスメイトの1人はキャンセル待ちだったそうですが、コース開始の1週間前に受け入れの連絡が来たと言っていました。アメリカ、イギリス、カナダ、インド、パキスタン、サウジアラビア、イラン、トリニダード・トバゴなどバックグラウンドが多様で本当に良い出会いでした。

授業の苦労

最初は英語が出てこなくて苦労しました!英語に慣れるまでの最初の1週間はかなりキツかったです。
そして、メモが追い付かない。最初の1週間は英語でのメモが追い付かず、30パーセントくらいは日本語でメモを取っていました。
自分の英語力(特にspeaking力)に自信がなくCELTA挑戦をためらっている人もいるかと思いますが、2週目、3週目にはかなり英語で話すのが楽になると思います。
また、授業内で使われる語句は限られているため、(個人的な感覚ですが)IELTSのspeakingセクションのスコアが6.0以上あればギリなんとかなると思います。
ためらうよりは腹をくくって飛び込んでみるのが良いと思います。

次はCELTAの授業の中で最も大切な項目の1つCCQ(Concept Checking Question)について書いていきます。

*この情報は私がCELTAを取得した2019年のものです。現在は変わっているかもしれません。何かお気づきの点や、補足情報、またCELTA合格体験記などありましたら、ぜひ下記までご連絡ください。
*英語や授業に対する考え方はあくまでも個人的な考えです。