英語教授法CELTA(PassA)取得記⑦:模擬授業編 その2

前回の記事では、TPの際に必要な資料について書きましたが、その資料はTPの日の朝にtrainerに送り、trainerからのチェックを受けます。

TPは14時からですが、TPがある日は13時~14時の昼休みもずっとTPの準備をするのでランチが食べられませんでした。
(私はTPがある日は毎回スニッカーズを食べていたので、TP dayではなく、Snickers Dayと呼んでました。)

TPの評価について

TPの評価は上から”Above standard”, “Standard”, “Below standard”となっていますが、大半がStandardの評価になります

そもそもCELTAはコースに入学できれば97%くらいの生徒が合格できます。ですので、単なるPass合格で良ければ、そんなに心配することはありません。

ですが、そこでPass B (上位30%)または、Pass A (上位5%)で合格することに価値があると思いますし、皆さんはそこを目指していると思いますので、そのために役立つ内容を書いていきます。

ちなみに、Pass Aを取った私は9回あるTPのうち最初の1回以外は全てAbove Standardでした。Above Standardを取るにはコツがあります。

下の写真はTeaching Practiceの実際の評価です。

TPでAbove Standardを取るコツ

TPでAbove Standardを取るコツは「授業で習ったことをきちんと実践すること」と「前回の指摘事項を直すこと」です。基本的にTPは前日の授業までに習ったことを実践する場です。

「授業で学んだことはきちんと理解して実践していますよ!」というのをしっかりtrainerに見せることが大切です。もちろん、模擬授業は生徒(ボランティアで参加)に向けて行うわけですが、trainerから教わったメソッドを忠実に再現していくことが結局、生徒の理解度を上げることにつながるので、trainerから教わったことをまずは忠実に再現しましょう。

また、模擬授業の後はFeedback Sessionがあり、trainerやクラスメイトから色々と指摘されます(良かったところは褒めてくれます)。そこで指摘されたことを次の模擬授業までに直すこと。これがとても大切です。

例えば、

monitoring more purposefully during s-s tasks for TL use examples

と指摘されたら、それを次の授業ではしっかり修正するという具合です。

CELTAをPass BやPass Aで合格するためにTPはとても大切なので、次も引き続きTPについてより具体的に書いていこうと思います。

*この情報は私がCELTAを取得した2019年のものです。現在は変わっているかもしれません。何かお気づきの点や、補足情報、またCELTA合格体験記などありましたら、ぜひ下記までご連絡ください。
*英語や授業に対する考え方はあくまでも個人的な考えです。