現役予備校講師・学習塾経営者が教える 怪しい?塾の見分け方

今回は「現役予備校講師・学習塾経営者が教える 怪しい? 塾の見分け方」という内容で書いていきます。

私は群馬県高崎市に英語専門塾えいもんを立ち上げ(現在は代表を譲りました)、大手予備校もいくつか所属してきました(現在出講しているのは東進ハイスクール・東進衛星予備校のみ)。

かれこれ10年以上、塾学習塾業界に携わっているのですが、その経験から塾を選ぶ時のポイントについ書いていきます。

今回は大手の学習塾というよりも、個人・小規模塾を選ぶ際のポイントについてです。個人塾は丁寧に面倒を見てくれて、先生との距離も近いため、良い塾に出会えれば成績の向上が期待できると思います(もちろん、言われた通りにきちんと勉強すれば)。ですが、学習塾は開業するのに特に資格はいらないため、怪しい?塾も存在します

私が思う「この塾は怪しいのでは?信用できない。」というポイントは以下の3つです。

怪しい?塾の条件

  • ① 講師の経歴(学歴)を公表しない
  • ② 全科目対応
  • ③ 教室が汚い

① 講師の経歴(学歴)を公表しない

学歴が授業力に直結するわけではないですが、どんな経歴を持つ人なのかは塾のホームページ等で公表するべきだと思います。特に出身大学は公表すべきだと思います。自分の学歴に自信がないと学歴をひた隠しにしますが、その姿勢は改めるべきだと考えます。

例え、出身大学の偏差値が低くても、自分が努力してきた自負があるのであれば、

「先生は出身大学は○○だけど、そこからすごく努力して、今も努力している。だから努力の仕方、勉強の仕方が分かった。それを皆に伝えたい」

というスタンスが大切ではないでしょうか。

その方が、学歴をひた隠しにするより、よほど信頼できると思うのは私だけではないはず。

学歴・経歴を公表しない。ましてや、詐称しているのは論外ですね。

「学歴詐称している人なんているの?」と思うかもしれませんが、それは極端だとしても下記のような話はよく聞きます。

ある先生が授業中に「いやぁ~、俺が学生のころ京都はさ~」

ってよく京都の話をしていたら、「○○先生って京大卒なんだって」という噂が広まっているという感じです。やれやれ┐(´∀`)┌

② 全科目教えられる

こちらも個人塾に通っている生徒からよく聞く話ですが、先生が「何でも教えられる」らしいです。自分はこれを聞くたびに「ほんとかな~」と思っています。中学生向けならまだしも、高校生に向けて複数科目教えられるっていうのはけっこう怪しいですね。

私は英語講師ですが、英語を教える努力をするだけで正直いっぱいいっぱいです。自身の教養のために、教え方に幅を持たせるために、他教科の勉強をしたりもしますが、その科目の先生には敵いません。

逆を言えば、大学入試の科目というのはそんなに甘いものではないということです。

やはり、その科目を専門にしている先生から習うべきでしょう

そうなると、個人塾をいくつか掛け持ちしなければならない場合もあるかと思います。ですが、ある科目を専門としている講師から学んだ方が成績が伸び、結果として良い大学に受かる可能性が高くなると思います。

③教室が汚い

これは、体験授業に行って初めてわかることですが、教室が汚いのはダメです。例えば、本棚の下の方に埃が溜まっている、掲示物が曲がっている、などはダメダメポイントです

教室の汚れや掲示物の乱れが気にならない先生が、生徒の細かい機微に気づくことが出来るのでしょうか?

教室は整理整頓が行き届いているべきです。

上記に上げた①~③のポイント以外にも、塾のホームページに料金が明示されていない(お問い合わせしてはじめて料金が分かる)というのは、塾を検討している人にとっては不親切だと思いますし、長い時間、居残り勉強をさせるのも、「居残りしなくても終わるようなカリキュラムを組めなかったの?」と思います。

細かいポイントを挙げればきりがないですが、上記の3つは学習塾を決める際にチェックするのをお勧めします。

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